海外でも事業を展開中!名古屋電機工業株式会社服部高明

2019.2.4 IT・WEB

 

主力事業はITSで知られる名古屋電機工業はインドやスリランカでも事業を展開しています。

製品づくりにトータルで関わることのできる優れたエンジニアを積極的に採用しています。

 

 

服部高明氏プロフィール

 

大学卒業後名古屋電機工業へ入社。

2009年取締役、2017年代表取締役社長に就任し、現在にいたります。

 

 

主力事業はITS

 

名古屋電機工業の主な事業内容はITSで、これは国土交通省やネクスコなどをクライアントに持つ事業です。

1969年、東名高速道路が開通した際にドライバー向けに情報提供システムを請け負って以来長年にわたり、日本の高速道路や一般道においてITSの先駆け的存在です。

道路交通情報を表示するための道路情報板や、散光式警告灯、車両標識装置などといった車載製品の設計、生産、製造、据え付けから保守までトータルに行っている企業です。

なお、高速道路のITS情報装置については国内シェアナンバーワンと誇っています。

最近特に引き合いが増えているのが自走式標識車で、インフラの修繕工事や維持などが増加していることも追い風になっているようです。

さらに、インドやスリランカなどでも名古屋電機工業の製品が納められ、設置工事も行っています。

現在、道路情報システムの他に河川情報システムの提供も行うようになりました。

 

 

 

車載装置や情報板のシェアを伸ばしたい

 

また、名古屋電機工業は鉄道信号や交通管理者向けのマーケットを主にした交通インフラ事業を展開している企業との業務提携契約も結んでいるそう。

お互いの強みを活かした商品の充実を図ることでさらにサービスやソリューションを高めていきたいと考えています。

今後の課題としてはITS情報装置事業における主力製品と言われている車載装置や情報板のシェアを伸ばすこと。

それにより、ゆるぎない地位を築いていきたいと考えています。

そのためにも、お客様のニーズに合うよう技術力を高めたり、FA検査装置事業においてさらに収益化を図り適正な規模を追い求めシェアを伸ばそうと考えています。

どの事業においてもお客様への提案力をさらに高めつつ、価格競争から脱却することこそが早急に取り組むべき課題だと考えているそう。

さらに、名古屋電機工業にはない技術を持つ企業や当社ができないような工事ができる企業との業務提携に向け、常時各方面にアンテナを張り巡らせています。

既存のクライアントに対して新しい製品の提供を行うため、当社が提供できないような製品やサービスを展開している企業と業務提携を図っていきたいと考えています。

 

 

 

製品づくりにトータルで携ることのできる人材を求める

 

なお、求める人材としてはエンジニアで積極的に採用をしているそう。

ただ、エンジニアと言っても製品の一部を追い求めるのではなく、製品にトータルで携わることのできるやりがいを感じながら働けるようなエンジニアを求めています。

さらに、家族や友人に名古屋電機工業で働くことを誇りに思ってもらえると実感しています。