社員への面倒みの良さが根付く!株式会社Wave Technology石川高英
2019.4.3 IT・WEB
株式会社Wave Technology8代目社長の石川氏は自らのポケットマネーで社員にプレゼントをするなどコミュニケーションを図っています。
彼がトップを務める株式会社Wave Technologyの強みとはどういったことがあるのでしょうか?
石川高英氏プロフィール
1958年生まれ。
大学院卒業後電機メーカーに入社し、2016年株式会社Wave Technology代表取締役社長就任、現在にいたります。
8代目社長に就任した経緯
株式会社Wave Technologyは三菱電機の半導体事業の技術支援のための会社として1984年に関連会社が共同出資され設立されました。
設立当初、売り上げは全て三菱電機だったそうですが、現在ではそれ以外のクライアントも増えていると言います。
現在、資本はミヨシ電子だけに集約されていてその大株主は三菱電機だそう。
石川氏は三菱電機に33年勤務した後この株式会社Wave Technologyに転籍し、社長に就任。
現在、8代目社長を務めています。
200名ものエンジニアの在籍が強み
株式会社Wave Technologyの強みとしては200名ものエンジニアが在籍していることが挙げられます。
ここまでさまざまな技術を持つエンジニアが在籍する企業はあまりないそうですが、適度な規模のため横の連携が図りやすいのが特徴です。
さらに、いくつかの技術を組み合わせて難易度の高い複合的な仕事のできる業者は同じ業界であまりいないそうで、そのため株式会社Wave Technologyにさまざまな依頼が舞い込むのもうなずけます。
こういった広い範囲での技術を勝ち取れた要因にクライアントからの依頼に対し決してノーと言うことなく対応してきたことが挙げられます。
株式会社Wave Technologyでは社内に開発部門を設置し、さまざまな大学と連携しつつ開発力を切磋琢磨しています。
また、技術センターも設置し社内で築いた技術を共有するシステムが整備されていることも注目したいところです。
さらに、技術コンサルティングの提供が可能なこともあげられます。
日本における企業の開発の生産性はヨーロッパやアメリカと比べて低いそう。
その要因としてオープンイノベーションが未だ浸透していないことが考えられます。
これを改善すべく高い技術を持つ企業から迅速に技術を取り入れることが肝心だと考えられており、技術コンサルティングの需要はさらに高まっていくと期待しています。
社内コミュニケーション活性化の取り組み
技術職の社員は淡々と開発や設計に取り組むことが日常なので、孤独感を感じずにいられるよう企業が気を配ることが大切です。
そのために、社長自らポケットマネーでプレゼントを贈るなどしているそう。
この気配りで会社の中が明るくなり、勉強しようという意欲が向上すると実感しています。
他にも、毎月定期的に部署ごとに表彰を行ったり、サークル活動を推し進めたり、社長が部署ごとに飲み会を開いたりしていることで社内の活性化に努めています。
こういった取り組みを行うことで、社員に対する面倒みのよさや社員を褒める文化が株式会社Wave Technologyの中に根付いていると言っていいでしょう。