シニアと女性の労働力を生かし50年企業へ!株式会社フリーダムランド内野弘勝

2018.11.17 IT・WEB

 

 

大学時代にすでに起業していた内野氏。

50年企業に成長させるためには女性とシニアの労働力をいかに活かすかにかかっていると考えています。

 

 

 

内野弘勝氏プロフィール

 

1969年静岡県生まれ。

大学卒業後総合商社に入社。

在職中に起業し、退職後も経営を続け売却。

IT企業へ就職しキャリアを積んだ後、2009年に株式会社フリーダムランドを設立し代表取締役に就任、現在にいたります。

 

 

 

就職するも評価のあいまいさに疑問を持つ

 

 

大学卒業後総合商社に就職した内野氏。

実社会でどれだけ自分ができるのか試したかったため総合商社を選んだのだとか。

必死に働いた結果、入社2年を過ぎた頃にある程度の成績を上げられるようになっていきます。

 

ですが、当時すでに起業していたため企業の評価のあいまいさに対して疑問が生まれてきました。

ただ、総合商社ということで海外からの案件もありさまざまな国の人と接することもあったため仕事自体は楽しかったと言います。

 

 

 

 

飲食店の経営権を譲渡され起業

 

 

内野氏は学生時代、大規模な学生サークルに所属していてイベントを開催していたそう。

その中で、人の流れや口コミの力を利用しビジネスができないかといつも考えていたと言います。

アイデアが浮かぶとすぐ行動する性格の彼は企画書を作成し企業とアポイントを取ってプレゼンすると、数社から興味を持たれたそう。

 

その当時から起業への興味が強かったと言います。

その後、学生時代の知り合いに飲食店の経営を継がないかと言われたのがきっかけで起業にいたった・・という経緯です。

結局、経営権を買い取ることで起業し飲食店を経営することになります。

 

みるみるうちに事業は軌道に乗っていき、いくつかの店舗を展開するまでになります。

会社を辞め飲食店経営を3年間続け成功していたものの権利を売却し、実家に戻り将来の人生を賭ける仕事を見つけるための時間に充てたと言います。

 

 

 

 

50年続く企業に成長させたい

 

 

内野氏が考えるフリーダムランドの将来のビジョンとは50年続く強い組織づくりです。

そのためにも、シニアと女性の労働力を味方につけていくための方法が大切になると考えます。
まず、女性については産休や育児休暇などで職場をいったん離れた女性を積極的に採用していこうと考えているそう。

また、女性ばかりの事業部を作ってみるのも興味深いと考えています。

 

シニアについては50代の人材の採用を積極的に行っていきたいと言います。

50代の人がこれまで積み上げてきた経験やスキルは貴重で、正にプロフェッショナルと言ってもいいでしょう。

ですが、IT業界は現在若い人材が中心に活躍しており、シニア層は雇用のチャンスがほとんどありません。

つまり、単純に雇用の創出といった社会貢献のためだけでなく、将来の日本の労働人口の分布を考えた上で企業にとって安定的に労働力を確保すべく、シニアと女性の労働力を活かしていきたいと考えています。