チャレンジする人を応援したい!ローツェ株式会社藤代祥之

2018.11.29 IT・WEB

 

 

40歳でロッツェの社長に就任した先代は藤代氏が35歳の時次期社長としてバトンタッチします。

藤代氏は国籍や性別、年齢に関わらずチャレンジ精神のある人にどんどん仕事を任せたいと考えています。

 

 

 

藤代祥之氏プロフィール

 

大学院卒業後、ローツェ株式会社入社。

ソフトウェアソリューション部長、専務取締役を経て2015年代表取締役社長に就任し、現在にいたります。

 

 

 

世の中にないものを作りたい

 

 

ローツェ株式会社は世の中にないものをつくるを合言葉にしています。

創業より30年余り、フラットパネルディスプレイや半導体業界で独自の経験や技術を活かし貢献し続けてきました。

高いクリーン度と信頼性を提供する装置やロボットは世界中のフラットパネルディスプレイや、半導体製造工場において現在も稼働し続けています。

 

現代の生活は携帯電話やテレビ、パソコンなど、フラットパネルディスプレイ技術を使った製品に囲まれており、これからもこれらの重要性や技術が必要とされ続け、私たちの日常生活に溶け込んで社会の革新と発展を推し進めていくための核となることを確信しています。

彼は原点に立ち返って新しい業界へとチャレンジし開発することで成長し続けると同時に、社会を確信的なものにするため貢献し続けることに努めます。

 

 

 

 

エベレストを陰で見守る山のように

 

 

ローツェという言葉の意味は山の名前で、世界で最も高い山であるエベレストに並び、目立たたないものの8,500メートル以上もある山です。

この山の名前に漢字をあてるとすると楽と孔で、楽には楽しいとかおおらかという意味があり、孔にはすぐれた、勤勉などの意味があります。

 

つまり、フラットパネルディスプレイや半導体業界を支えるローツェは世界の最高峰であるエベレストを陰で支えるローツェという山の姿であって、ローツェ株式会社の哲学とも言える技術に自信を持ち楽しみながら仕事のできる集団というのにふさわしい社名だと考えます。

 

 

 

35歳で社長に就任

 

藤代氏は35歳の時創業者からバトンを引き継ぎます。

先代は40歳の時ローツェを創業したそうで、次に社長を任せる人はその年齢より若い人にと思っていたそう。

また、台湾とベトナムにあるグループ会社の社長についても彼らがまだ30代初めの頃に社長を任されているというから驚きです。

 

ローツェは国籍や性別、年齢などに関わらずやる気がある人にどんどん任せようという文化があると言います。

チャレンジ精神や意欲のある人にはどんどん仕事を任せ、成長してもらいたいと考えています。

 

たとえば、毎年全社員を対象にTOEICのテストや海外の子会社から外国人従業員を受け入れたり、ベトナム工場で研修を行ったり、海外からインターンシップの受け入れをしたりしています。

どの社員にも成長や挑戦のきっかけを与えているわけですね。

 

ベトナム研修については新卒の社員の場合、3~7.5ヶ月程度、中途入社の場合職種に関係なく入社してすぐ1か月間、技術系社員は6か月程度実施しているそう。

つまり、ローツェに入社するとどの社員も期間はそれぞれですが必ずベトナム研修を受けるということになります。

 

将来的に藤代氏は35歳より若い経営者にバトンを渡したいと考えています。