世の中の役に立つ事業を展開したい!新英ホールディングス株式会社金子豊久

2019.4.10 サービス

 

 

リーマンショックの翌年に社長に就任した金子氏は世の中の役に立つ事業を展開しようと3つの事業に加え介護事業にも参入したいと考えています。

 

 

金子豊久氏プロフィール

 

愛知県生まれ。

大学卒業後アメリカへ留学し、帰国後新英金属に入社、2009年代表取締役社長に就任し現在にいたります。

 

リーマンショック翌年に社長に就任

 

彼は新英金属の4代目社長として就任したのはリーマンショックの次の年だったそう。

彼は当時42歳だったためかなり責任を感じたと言いますが、いっぽうでこれ以上悪いことはなく、あとは上がっていくだけと感じていたそう。

 

いっぽうで、金属がカーボンに取って代わられるなどマーケットが厳しくなっていく中、どうやって今後ビジネスを行っていくかかなり危機感を覚えていたそうです。

 

 

新英金属の3つの事業内容

 

新英金属の主な事業は3つで、金属リサイクル事業として鉄や銅、ステンレスやアルミなどの非金属の他にさまざまな金属のリサイクルを行っています。

最新技術を導入したり、作業工程を省力化、自動化などを推し進め、金属の不純物の選別を徹底的に行っており、効率よくリサイクルするため努力を惜しみません。

こうして、品質の高い金属資源として金属スクラップはよみがえります。

 

 

次に収集運搬、運送事業として物流専門会社が行っており、東海地区においてトラック保有台数が最大で他にさまざまな車両を配備し、運搬機械の種類も豊富です。

遠方でも協力業者と連携しお客様のニーズに迅速に応えることができます。

 

3つめの廃棄物処理はお客様がリサイクルできないような廃棄物や金属スクラップを加工する際に出る廃棄物の処理も行っています。

さらに、最終処分場へ持ち込む前の段階で燃料として使える廃プラスチックや木くずなどを選別しています。

また、お客様の信頼に応えるべく透明化の遵法を徹底的に行っています。

 

介護事業を展開予定

 

今、新英金属工業は新しいビジネスとして介護事業を立ち上げようとしているそう。

新英金属には世の中の役に立つ事業を行っていくという考え方が継承されており、これは会社ができた時祖父が世の中の役に立つようにと葬儀事業と鉄くず事業を検討したという経緯からだそう。

つまり、彼にとっては介護事業も金属リサイクル事業と同じで、世の中に必要とされていると感じています。

具体的な事業内容としてはリハビリ型デイサービスがあり、フランチャイズとして参入したいと考えています。

病気やけがをした方が元気になって元の生活に戻れるための事業を

行いたいと考えており、リサイクル事業と同じものを感じていると言います。

 

 

グローバルな人材の採用と育成が課題

 

なお、現在新英金属が持つ課題としては金属リサイクル事業の分野で海外進出を推し進めることがあります。

ただ、海外に出向する社員が少ないのでグローバルな人材を採用すること、採用した人材の育成に力を入れていこうと考えています。