世界のモデルケースになるのが夢!gC ストーリー株式会社西坂勇人

2018.9.11 その他

 

お金儲けに興味がないのは自分だけだと気づいた西坂氏は利益を出そうと本気で決意します。

彼の起業前後のエピソードや将来の夢とはどのようなものだったのでしょうか?

 

西坂勇人氏プロフィール

1971年大分県に生まれ、大学卒業後就職。

2000年有限会社リスペクトを設立後、2005年gC ストーリー株式会社を設立し、現在にいたります。

 

起業前後のエピソード

全国の看板屋さんとチェーン企業をつなぐ看板ナビの事業から介護へと事業の多角化を図っているgC ストーリー株式会社は変わった会社に見えますが、社長の西坂氏はさらに変わっていると言われています。

 

大学に進学したものの、大学へ行く意味も働く意味も分からずお金が欲しいとは思わなかったので、友人の父親が経営する看板商社で働くことになります。

そんな中、東京がITバブルの真っただ中にあることを知り、知識が全くなかったものの人材を集めて作ったのが現在の看板ナビだとか。

この看板ナビとは全国の看板屋さんをネット上に集め、検索をかけてきた人に情報提供サービスを行うもの。

 

その後、順調に登録する看板屋さんの数も増えたため2000年に独立することに決めます。

ところが、独立して3年間は彼の給料はゼロだったそう。

彼はその当時苦しいとは感じていなかったと言います。

会員は増えていくもののビジネスとして成立しない日々が続く中で登録している全国の看板屋さんを回ることになります。

そんな中、同行している社員に給料が少ないと泣かれたことが転機となります。
その時、初めてお金に興味がないのは自分だけだと初めて気づいたそうで、本気で利益を出そうと決めたのでした。

 

将来の夢

彼は世界のモデルケースになりたいと考えています。

自分が今できることとは社長を変えることだと言います。

社長により社員は左右されますが、中には考え方のしっかりしない社長も多いです。

そんな社長の考え方を変えるきっかけ作りをしたいと思っていますが、そのためにはgC ストーリー株式会社そのものが相当な実績を持つ規模の企業にならないと意味がありません。

実現するまでの道のりは険しいかもしれませんが、目的のために必要ならどんどんチャレンジし続けたいと考えています。

 

さらに、これからの子どもやその先の世代に何かしら残したいと考えており、将来の子どもたちに恥ずかしくない人生を送りたいと考えています。
また、社員が幸せな人生を送れるような方法を社長は見つけなければならないと考えることから、2018年に中間管理職を廃止したそう。

組織のフラット化を行うことで社員それぞれが自分から能動的に仕事をすることになるはずだと考えたのです。

それ以来、gC ストーリー株式会社の社員たちは創造性を刺激する環境下で働くことになったと言います。

 

今後gC ストーリー株式会社がどういった成長を遂げるのか非常に楽しみですね。