今の地位に甘んじない!エムケー精工株式会社丸山将一

2017.1.5 その他

エムケー精工の丸山氏は社長という地位に甘んじないことを心がけています。

そんな丸山氏は人の背中を押すための言葉選びには慎重に行っているそうです。

丸山将一プロフィール

1972年長野県生まれ。

証券系シンクタンクに入社後、投資銀行関連業務を経験。

2010年エムケー精巧株式会社に転職し、2012年代表取締役に就任します。

社長就任に就任したきっかけとおもいとは

30代になり上場企業を中心に大学の客員教授やコンサルティング業などを経験し、さまざまな官僚や企業経営者経ちと接する機会が増えていったそう。

その中でコンサルティング業務と実業との世界との間に違和感を覚えるようになった彼は祖父が興したエムケー精工を継がないかと言われ、それまでの経験を踏まえよりいい企業にしていきたいと決意したそう。

社長になって失敗したことや苦労したこと

丸山氏が社長に就任して苦労したことや失敗したことはあるのでしょうか?

実際に失敗は数多くしているものの、それを全部覚えているときりがないため内容は忘れるように努めているとか。ただ、人の背中を押すための言葉選びについてはいつも苦労をしているそうです。慎重になりすぎると相手にとって重くなるため、なるべくわざとフレンドリーに伝えようと工夫しています。社長業であってもコンサルティング業であっても、スタイルは基本的に変わらないと言います。

お客さま、株主のおかげで企業があるわけなので、社長であってもその地位に甘んじて仕事をしていてはいけません。仕事に対する姿勢とは立場や企業の規模に関わらず、本質的なものは同じであると彼は考えています。

今後の事業展開について

今後の事業展開については他の分野への展開を考えているそう。

エムケー精工は情報機器、生活機器、オート機器と関連性の低い分野を手がけていると捉えられていますが、根本的なものは同じです。

たとえば、洗車機だと機械を外すと洗車ビジネスになり、車を一般化すれば洗浄ビジネス・・というような核になるビジネスを応用しつつ新しい商品の開発が可能です。つまり、核となる技術を応用しながら展開をしていくことによって新しいマーケットを開拓でき、社会から必要とされている商品やサービスをいち早く創り出し企業を継続的に発展することに繋げていきたいと考えています。

さらに、グローバル化についても積極的に考えているそうで、ベトナムの生産関係会社を拠点としてアジアマーケットを拡大させていこうと考えています。また、同時に生活部門や情報部門においてもすでにある商品をレベルアップし、食やヘルスケアなどを中心に農業なども取り入れつつ展開していく予定です。

最優先に考えていることはお客様との信頼関係を大切にしつつ事業を続けていくことだそうです。

そんな丸山氏率いるエムケー精工の今後の成長に目が離せそうにもありません!