企業と消費者を結び付けたい!株式会社凸長谷川秀樹
2017.12.21 サービスゴチソーというサービスを展開している株式会社凸。
凸を設立した長谷川氏が起業しようと思ったきっかけや目標にしていることとはどういったことなのでしょう?
長谷川秀樹氏プロフィール
1978年千葉県生まれ。
大学卒業後、株式会社キーエンスに入社し広告プランニング業務に従事します。
2012年株式会社凸を設立、代表取締役社長に就任し、現在に至ります。
起業のきっかけ
彼は起業するまで広告、商品開発などプロモーションやマーケティング業務に携わっていたものの、消費者の立場に立つことより予算やスピードなどの問題で実際にターゲットとなる人たちの意見に耳を傾けることなど全く行っていませんでした。
その結果、ターゲットについては仮説やネットなどから集めた外部データなどを活用し戦略を立てたりしていたため、実際のニーズや声とはかけ離れているという実感があったそう。
そこで彼は消費者が求めているニーズと、消費者は何を求めているのかというのを模索する企業との意思疎通が行えないかと考え、ゴチソーというサービスを始めます。
そもそも彼は経営者になりたいと思っていたわけではなく、起業したきっかけは新しいサービスを構築したいと思ったからだとか。
以前働いていた企業はアプリ制作などを行っている会社で、会社の規模も巨大でした。
そんな大企業で新規事業を立ち上げようとしても、最低でも数百万円程度の売り上げを見込む必要があり、自分の作りたいサービスを実現するのに会社の規模も方向性も合わないな・・と思っていたのです。
どうせなら何もないゼロからチャレンジしてみたいと思ったのが起業したきっかけだったんですね。
目標は登録会社1,000社
株式会社凸が運営しているマッチングサイトゴチソーでは登録している企業がイベントに参加してくれるユーザーを募集できます。
このイベントの内容としては生のユーザーの声を聞くためのインタビューなどで、インタビューが成立後企業側はイベント参加者に対し謝礼としてご馳走するシステムになっているそう。
なぜ、企業からの謝礼をご馳走にしたのかと言うと、リラックスした雰囲気の中で参加者からの本音を聞き出しやすくするためで、会議室などでインタビューするとどうしても緊張してしまい本音を聞けないことが多いからです。
レストランやカフェなどで気楽に食事やお茶をしながらなら、会話も弾み本音を聞き出せますよね?
企業はいつでもユーザーの意見が欲しいと思っているものの、実際にユーザーを見つけて意見を聞くのはなかなか難しいことです。
また、ユーザーがそもそも知り合いの場合、先入観や思い込みなどが加わってしまうことが多いです。
そんな中、企業側と一般ユーザーとの距離を縮めて結びつけるのがゴチソーの役割だと考えています。
彼は現在の登録企業数150社を近い将来1,000社以上にしていきたいという目標をもっています。
きっと、この目標は近いうちに達成されること間違いなさそうです!