何ごとも前向きにチャレンジを!株式会社ペリエ和田 裕美

2016.11.2 その他

株式会社ペリエの和田氏にとって働くということはどういうことなのでしょうか?また、彼女が若い人に伝えたいこととは?

和田裕美氏プロフィール

日本ブリタニカ株式会社で最年少の支社長になり、20代の時に独立します。

同社が日本を撤退したのを機に2001年再度独立し、株式会社ペリエを設立しました。

和田氏にとって働くということとは

和田氏にとって働くということはどういうことなのでしょうか?

彼女にとって働く現場とは自分の評価を明確に得ることができるところだと考えています。働く現場は人と比べられるという側面もあり厳しくもありますが、自分の能力を発揮しつどれくらい自分がその会社に貢献できたかを知ることができるやりがいのある場所だと言っていいでしょう。

働くということをただお金をもらうということだけと考えている人もいるようですが、何より自分が成長するために必要不可欠な学びが多くあり、さらにお金をもらいながら手に入れられるというのは有難いです。それだけ働くということは素晴らしいものだと彼女は考えています。

たくさんあると思いますが、今まで働いてきて彼女が思うことはクライアントから言われたお礼の言葉です。この言葉には感謝の気持ちが詰まっているからです。人から感謝されるということは何よりの評価で、達成感を感じることができます。さらに、それに対して地位やお金といった評価もあります。

それが働くということで彼女が得られたもののなかで大きいそうです。

仕事を好き嫌いだけで判断しない

彼女の著書にも書かれていますが、単純に仕事を好き嫌いだけで判断するのではなく、ひとつのことを最後まで一生懸命にやりきることが大切だと伝えたいそうです。このことは各業界で成功を収めた人に共通する考え方だそうで、企業をトランプに例えるとその中にはエースもあればジョーカーもあります。

ですので、エースばかり探しジョーカーを1回でも引いてしまうと、それ以上引き続けることをやめてしまう・・。

そのうち、全てジョーカーに見えてしまい、転職ばかりを繰り返してしまうことになります。最初のうちはジョーカーに見える企業であっても、続けることで学び成長していくことで目の前に必ずチャンスは訪れるはずです。いやがって逃げてばかりいると、チャンスはやってこないと彼女は考えます。逃げずにどんな状況でも受け入れることで自分に何が必要かということを学ぶことができ、次のステージに上がることができるでしょう。

また、才能も続けていくことで生まれると彼女は考えています。大きな壁にぶつかった時、この程度でよかった・・これを越えればさらに成長できると考える人もいれば、どうして自分ばかりこんな目に遭うのだろうと考える人もいるでしょう。

何ごとも前向きに捉えていただき、チャレンジしてほしいと彼女は考えます。