誰もが実行者になれる社会を!READYFOR株式会社 米良はるか

2018.1.13 サービス

日本で初めてクラウドファンディングを始めた米良氏。
今後は何か新しいことにチャレンジしようとする人のサポートが出来ればと考えているそうです。

米良はるか氏プロフィール

1987年東京都生まれ、大学卒業後スタンフォード大学に留学し2011年READYFOR株式会社を設立します。
2012年大学院修了後2014年READYFOR株式会社代表取締役に就任。

クラウドファンディングに挑戦することへの迷い

大学時代、パラリンピックに出場するスキーチームのための資金集めをしていたことがあり、その時120万円集めることができました。
その経験からネットを利用することでさまざまな人のサポートができるのでは?と思うようになったのです。

スタンフォード大学に留学後、クラウドファンディングのことを初めて知りました。
アメリカでは200ものサイトが運営されており、それを目にしこの方法なら日本でも需要があるのでは?と確信したそうです。

READYFOR株式会社を創業するまでの経緯

彼女は若くしてREADYFOR株式会社を立ち上げ、必死で前に進んできたことによって素晴らしい成長を遂げました。

設立当初、ビジネスの実務的な知識は全くなくプロジェクトの深刻管理や契約書の作成方法、営業の仕方、マネジメントの方法・・など、すべて独学で勉強したそうです。
その当時を振り返ってみると、さまざまなことに挑戦できるというより、やるしかなった状況で、一般的に会社に入ると仕事は人から与えられますが、自分の場合はそうもいきませんでした。

今振り返ってみると、この最初の2年間が最もつらかったと言えます。
やることすべてが分からないことばかりで、毎日必死でした。それに、まだ創業当時の私は学生でやりたいと思う気持ちだけで日々動いていたと思います。

ただ、ビジネスとなれば利益を出さないといけないので責任が伴います。
自分の持っている理想とビジネスの視点が合っていないように感じ、どこに自分が向かっていっていいのか全く分からず苦しんだ経験が今に活かされていると感じています。

今後のビジョン

現在の日本ではネットで何か新しいことにチャレンジしたい人がいても、邪魔しようとしたり、否定的な意見を言ったりする人が多いです。
ですが、やるべきことをそれぞれがはっきりさせて実行し、お互いに支え合える社会になればそんなことも減ると考えます。

いったん実行者になった方はその苦労や熱意、成功時の喜びを実感しているので、新しいことにチャレンジしようとする人を応援したくなるはずです。
このように、実行する人がどんどん増えていくことで社会はよくなっていくはずです。
そうなれば、人間の成長や日本経済の成長につながると実感しています。

ですので、READYFOR株式会社を通じてどの人も実行者になれるような社会づくりを行っていきたいと今は考えているそう。
彼女のそんな素晴らしい夢が実現することを願いたいですね!