起業がゴールではない!株式会社プラスカラー佐久間映里
2017.3.19 サービス30歳の頃佐久間氏はこのままでいいのだろうかと疑問に感じ始め起業を決意します。
そんな彼女の経営するプラスカラーの事業内容や起業のきっかけとは?
佐久間映里氏プロフィール
1983年愛知県生まれ。
求人広告会社に入社後、多くの実績を残し2009年に転職します。
人事、広報、営業など、さまざまな経験を積み2013年に株式会社プラスカラーを設立します。
プラスカラーの事業内容
佐久間氏が経営するプラスカラーの事業内容とはどういったものなのでしょうか?
プラスカラーは3つの事業を展開しており、1つ目は企業のロールモデルになるようなリーダーになれるような女性を育てることです。
マインドとスキルの両面からサポートするやり方で人材育成を行っています。
次が広報のライトコンサル業で、この仕事は広報部署を作ったばかりの会社でノウハウがない場合、低価格でサポートを行なっています。
最後は働く女性のために憩いと学びをテーマにした女子だけの少人数制スクールを開いており非常に人気を得ています。
プラスカラーがこれまで人材育成事業を行っていく中で、働く女性のほとんどが仕事に悩んでいるのを見てきたため、そういった女性が仕事で頑張れるようさまざまな興味深いプログラムを同じ場所で受講できるスクールを開いているそう。
起業のきっかけ
佐久間氏は30歳を目前にした頃に自分はこのままでいいのだろうかと考えたそうです。
このまま会社にいても、子どもができれば時短になるのは間違いないですし、たとえ職場復帰できたとしても出産前と同じ内容の仕事ができるかどうかは分かりません。
そのような考えを持った時、このままの状態で働き続けることでたくさんのことを犠牲にして周りのせいにするより、起業して今までの経験を活かしてみよう!と考えたのです。
その当時の彼女は起業しても何がしたいのかはっきりとは考えていませんでした。
会社を辞めることだけ決め次の月には退職したいと申し出て、起業したら何をしていきたいか考え始めます。
今の自分にいったい何ができるのだろうか、自分が世の中に求められているのは何なのか、さらに自分がやりたいと思っていることは何なのかということを考え今のプラスカラーのビジネスモデルの原点になったそうです。
もし、起業したいと考えている人がいたら、ベンチャー企業で一度は働いてみることをおススメしたいそう。
たとえば、実際に働いてみるのもいいでしょう。
小さい組織であることの強み
彼女いわく、小さな組織の方が大きな組織より社長の実務やお金の流れがどうかなど、勉強になることが多いと言います。
彼女が思うのは起業することがゴールということではなく、継続していくことこそが事業にとって大切なのです。
その点を間違うことさえなければ思いきって起業してみて欲しいと考えています。
彼女のようなバイタリティあふれる若者が今後ますます現れることに期待したいですね!