カリフォルニアへの憧れから始まったビームスCEO【設楽洋】の人生
2018.5.10 サービス当記事では、BEAMS の創業者・設楽悦三さんの息子であり、現 CEO である設楽洋さんの略歴やエピソードを紹介していきます。
『株式会社ビームス代表取締役:設楽洋』さんのプロフィール、略歴
1951年:東京生まれ
1975年:慶応義塾大学経済学部卒業、電通入社
1976年:同社勤務の傍らビームス設立に参加
1983年:電通を退社し、株式会社ビームスおよび新光株式会社の専務取締役就任
1988年:株式会社ビームス、新光株式会社、株式会社ビームスクリエイティブ代表取締役社長就任
1997年:ニューヨークADC賞金賞受賞
2004年:デザイン・エクセレント・カンパニー賞受賞
2011年:新設分割により、株式会社ビームスホールディングス、株式会社ビームス、新光株式会社、株式会社ビームスクリエイティブ代表取締役社長就任
2012年:JR東日本交通広告グランプリ、Yahoo!JAPAN I.C.A.ブロンズ賞受賞
2016年:日本をキーワードに掲げたショップBEAMS JAPANで毎日ファッション大賞特別賞を受賞。
ビームスの原点は「ベースキャンプにいたアメリカ人」
当時の男子の憧れは、アメリカにあるカリフォルニア。
女子は、フランスのパリ。
そんなときによく行っていた湘南の海で、ベースキャンプにいたアメリカ人と出会い、テレビで見ていた本物のアメリカの世界を目のあたりにしたのが今の原点になっているそうです。
手に入れたくてもなかなか手に入れられなかった
アメ横によく行っていたそうですが、あるものはだいたい軍モノのお古でカジュアルなものはあまりない状態。
また、サイズが全く異なるため欲しいけれど買えないことが多かったといいます。
ビームスを「モノから人」へ幸せを提供する集団に
今の時代はモノ自体の価値よりも、モノがあることによりどう生活が楽しくなるか?が重要だという設楽さん。
そこを刺激していくには、やはり”人”を起点に打ち出していくことが大事だと考えられているようです。
設楽洋さんのプライベート
ここではおしゃれメンズの代表のプライベートを少し見ていきます。
自宅は目黒区の一軒家!ファッション業界の第一人者は自宅のインテリアにもこだわる
東京の土地ながら、「ベランダの向こうに波の音が聞こえる感じに」と設計家にリクエスト。
ファッションもインテリアもポイントは、リラックスできる隙を作ることだそうです。
設楽統との関係は?
設楽という苗字は珍しいですよね。
お笑い芸人に「設楽統」さんがいるので関係を調べてみましたが、なんの関係もありませんでした。
また設楽統さんとは関係ありませんが、ファッションモデルである三浦りさ子の叔父にあたるそうです。
同好の士が集まるようにしていきたい
ビームスのスタッフには、自分独特のキャラクターを見せていくことを求めているそうです。
今の時代、洋服だけを買いたければ、わざわざ店舗に行かなくてもネットショッピングが可能ですよね。
そんな時代に店舗にお客様が来るようにするには、スタッフ自体に会いに来るようなスタイル。
すなわち「スタッフ自体の価値」を高めていかないと生き残れないという設楽洋さんの想いがあるのかもしれませんね。