家具・インテリアのEコマース事業で勝負する「浮城智和」について

2018.5.10 その他

今回は、家具やインテリア等のインターネット通信販売事業で成長著しい企業であるベガコーポレーションの代表取締役社長「浮城智和」氏さんについて紹介していきます。

無職時代すらあったという浮城氏とはどのような人物なのか見ていきましょう。

 

『株式会社ベガコーポレーション:浮城智和』さんのプロフィール、略歴

1976年:福岡県北九州市に生まれる

2004年:有限会社ベガコーポレーション設立

2006年:LOWYA本店をオープン

2016年:東京支社(恵比寿)設立

2016年:東京証券取引所マザーズに上場

 

波乱万丈の人生である浮城氏が企業するまで

昨年10月に「テクノロジー企業成長率ランキング 2017年 日本テクノロジー Fast50」で50位を受賞するなど、今や業界人では知らない人のいない企業の社長となった浮城氏。

ですが、ここまでの道のりは決して楽なものではなかったようです。

そんな浮城氏の企業するまでの人生とは、どのようなものだったのでしょうか?

 

企業しようと思ったきっかけ

初めて起業を意識したのは19歳のときだったそうです。

学生時代には様々なアルバイトをしていて、たくさんの「時間」働いたという浮城氏。

アルバイト自体は楽しかったそうですが、同時に❝時給という働いた時間の対価❞でもらえる給料では稼げる金額に限界があることに気付き、もっとお金を稼ぐには「企業して経営者」か「士業で独立」しかないと考えたみたいです。

19歳のときに起業したいと考えた当時は「26歳ぐらいまでには企業できるだろう」と、なんとなく思ったとか。

また、浮城氏の実家は不動産業を営んでいたみたいです。

もしかすると会社に雇われて社員として働くイメージは、子どもの頃からなかったのかもしれませんね。

 

7回連続で書類選考が通らない「無職時代」もあった

「26歳ぐらいまでには会社ぐらい持ってるはず」と思っていたという浮城氏。

ですが現実は甘くなく、26歳のときは企業どころか❝無職❞だったそうです。

履歴書を送っても書類選考すら通らず、7回連続不採用という経験もあったとか。

しかし無職の時代も企業への希望は捨てずに、企業後に必要になるであろう知識を勉強して❝来る時のために準備❞をしていたといいます。

物事がうまくいっていないときでも、自分の未来を見据えた時間の使い方をしたからこその現在の浮城氏なのでしょうね。

 

 

六畳一間から始まったベガコーポレーション

現在は200名近い従業員を抱え、福岡にある本社の他にも東京の一等地である恵比寿にも支社を置く、家具やインテリア等のインターネット通信販売事業をおこなう「ベガコーポレーション」。

ですが企業当初は、六畳一間、パソコン2台、従業員数2名からスタートしたそうです。

現在に至るまで決して容易な道のりではなかったでしょう。

ですがそんな中で、2016年度には売上高100億円を突破します。

また、同年6月にはマザーズ市場への上場も果たしました。

 

転機となった「あえて在庫を持って売価を下げる戦略」

浮城氏がビジネスとして転機となったと考えているのは2007年とのこと。

それまでの❝在庫を持たない形式❞から、❝あえて在庫を持って売価を下げる❞という戦略に切り替えます。

それによって原価が下がった分、末端売価を大幅に下げることに成功したそうです。

上記のビジネスモデルは、現在のビジネスモデルの原型にもなっているみたいですね。

 

 

地元「福岡」への想い、そして未来への展望とは?

様々な形で福岡に恩返しをしたいと考えているという浮城氏。

その1つが、福岡ソフトバンクホークスの2017年度オフィシャルチームスポンサー契約の締結みたいです。

また本社を福岡に構える上場企業であることから、地元で働きたいという学生に対して採用面での選択肢を与えていきたいとも考えているみたいですね。

世界を舞台に❝流通を変えていく❞ことが今後の展望だと考えている浮城氏にこれからも注目です!