企業と求職者がフォローし合いつながる!株式会社タレントクラウド寺師岳見
2018.11.13 IT・WEB
これまでの求人サイトとは大きな違いを持つタレントクラウド。
企業と求職者がお互いにフォローし合いつながることで最新の採用情報を手に入れられ、企業は優秀な人材を確保できます。
寺師岳見氏プロフィール
マーケティングプラットフォーム開発会社でコミュニティやSNSを使ったマーケティングリサーチの企画や運用などに携わった後、株式会社タレントクラウドを設立し現在にいたります。
企業とユーザーがフォロー関係でつながるタレントクラウド
現在の採用市場は今までにない人材不足状態だそうで、どの企業も人材を確保するのに苦労していると言います。
売り手市場と言われているものの、実際には求職者も多く、お互いに困っているのが現状です。
その理由の一つに応募者を募集するやり方にあると寺師氏は考えます。
つまり、現在の採用市場に課題があると考えます。
そんな彼の会社がリリースしたのがタレントクラウドという求人へ応募するのではなく、ユーザーと企業とがフォロー関係で継続的につながれるサービス。
このタレントクラウドは企業にとって、関心がある採用候補者の集まりを作れるメリットがあり、ユーザーにとってはチャットやタイムラインを通して気になる企業の最新の情報を手に入れられるメリットがあります。
つまり、タレントクラウドが目指すのはユーザーと企業を結ぶコミュニティ。
使い方としてはユーザーが職種やエリア、働き方などの条件で検索すると該当する企業のブログや採用情報が表示されます。
これはこれまでの採用サイトのシステムと同じです。
大きな違いは個別ページへと移った際に、応募ボタンではなくフォローボタンが存在する点。
このボタンを押すとフォローした企業の情報が自分のタイムラインに表示される上、フォロー先の企業とチャットができるようになるため、気軽にやりとりが可能です。
これにより、就職活動や転職活動をはじめるにあたり、じっくり情報を集められます。
SNSでよく企業のアカウントをフォローしますが、これに似た感じでしょうか。
一般の採用サイトとは大きな違いが
一般の就職サイトと大きな違いは採用候補者を育てながらリクルーティングするという考え方で採用活動をサポートしていくことだそう。
企業は登録している人材が自社のどのページにどれくらいの回数アクセスをしたのかを詳しくチェックすることが可能です。
そうすれば、登録している人が何を必要として情報を選択することができ、ベストタイミングで情報を提供できます。
結果的に時間をかけ自社のファンになってくれ、信頼関係を構築しやすい効果の高い採用活動が可能です。
人材採用にコミュニティやSNSを活用したい
タレントクラウドは2016年に設立した企業で、そもそも代表者の寺師氏はマーケティングリサーチのプラットフォームを行うベンチャーの出身。
タレントクラウドを立ち上げたきっかけは企業がコミュニティやSNSをマーケティングに活かしているように、人材採用にも活用できるのでは?と思ったことだったそう。
企業と求職者の橋わたし役を続けるタレントクラウド。
将来の成長が楽しみです。