何をやるかではなく誰とやるかが重要!株式会社キュービック世一英仁

2018.11.15 IT・WEB

 

 

弁護士を志していた世一氏は最終的に事業を継続することを選び、株式会社キュービックを設立。

何をやるかではなく誰とやるかを最重要と考え、日々ビジネスを行っています。

 

 

世一英仁氏プロフィール

 

 

1981年埼玉県生まれ。

大学院卒業後、司法試験に打ちこみながら事業を始めます。

2006年、司法試験に区切りをつけ事業を法人化、2007年株式会社キュービックホールディングスを設立代表取締役に就任し現在にいたります。

 

弁護士になろうと思ったきっかけは日本の知的財産の研究が諸外国より遅れており、研究している先生も少ない中、ある先生の授業が面白かったことからだと言います。

彼は日本の産業の知的財産を守る弁護士の仕事に就きたいと思ったものの、司法試験を受ける人はほとんど大学1年から始めていて、彼は3年から始めたので休学することになり、卒業まで5年かかってしまったそう。

 

大学入学後、非常勤講師のアルバイトを学習塾でやりながら、最終的に6年間アルバイトを続けます。

しかし司法試験に合格しないのに勉強を教えるのに嫌気がさし、家にいながら勉強代を賄うにはどうすればいいか考えた結果、ネットメディアを立ち上げようと考え、今の事業を興すに至ったのです。

 

結果的に司法試験は4回受けて合格はかないませんでした。

逆に、立ち上げた事業の方は軌道に乗り始めたので司法試験をあきらめ、3年は事業に集中しようという考えにいたったのです。

 

当時の彼は世間知らずで、卒業してしまったら既卒扱いになるため新卒でサラリーマンの同級生は社会人3年目になると考えたら、彼らと同じ土俵に立って勝負できるはずがないと考え、就職をやめ事業を続けるにいたりました。

 

 

 

 

誰とやるかが大切

 

 

彼が大切にしている考えは誰とやるかであり、何をやるかではないと言います。

 

雇用の場合、パートナー企業にもそれはあてはまります。

短期的な観点から利益にはならないにしても、魅力的な人とはお互いに長期的に関係を構築したいと思うはず。

 

雇用を創出するということは経営者にしかできないもので、社会的責任であると考えます。

ただ、雇用と一言で言っても社員を採用し給料を払うだけでは本来の雇用の意味をなしていないと彼は実感しています。

輝いている、かっこいい人材を育成してこそ本当の意味で雇用を創り出していると言えると考えます。

 

そのためにも、何をやるかではなく誰とやるかを徹底的に意識し、自分の仕事を堂々とできるような環境を作ろうと日々努力を惜しみません。

そんな環境づくりのため重要な人材として彼が重要視するのは地頭、向上心、素直さだそう。

人間が成長するために必要不可欠なことはさまざまなことを素直に吸収できるかどうか。

さらに、上へ上へと目指すための向上心やこれらを可能にするための地頭だと考えます。
今後、これら3つの要素が備わった優秀な人材と共に彼はキュービックを成長させるでしょう。