会社を清算したことがターニングポイントに!株式会社グリフォン山本太郎

2018.11.9 IT・WEB

 

 

一度会社を清算した経験を持つ山本氏はそれをきっかけに現在のグリフォンの成長につなげています。

過去の実績に甘んじず社員を信頼し仕事を任せるというスタイルで経営を行っています。

 

 

 

山本太郎プロフィール

 

大学卒業後IT関連企業に就職し、マネージャー、局長を務めた後2010年子会社を設立、代表取締役に就任します。

その後、2013年にグリフォンを設立し代表取締役に就任、現在にいたります。

 

 

初めて設立した会社を清算したのがターニングポイントに

 

株式会社グリフォンは設立2年で年商数十億円、従業員100名程度にまで成長、オンラインゲーム会社として知名度を上げていますが、山本氏にとってターニングポイントとなった出来事とはどういったものだったのでしょう。

 

それは2013年に彼自身が社長だった会社を清算したことだそう。

社会人4年目で会社を作り経営者になってさまざまなビジネスにチャレンジし、ビジネスモデルや社名の変更を行って挑戦し続けてきたものの、それが終ってしまったのがターニングポイントだったようです。

それまで行っていた事業は別会社へ譲渡、従業員は全て親会社であるサイバーエージェントへ異動になります。

結局、最後に残ったのは何の肩書もない自分だけだったとか。

その際、サイバーエージェントの副社長からグリフォンの社長をやらないかと誘われたと言います。

グリフォン設立の件は知っていたものの、一度会社をつぶしている自分に社長にならないかというのが驚きでした。

いつか経営者として成功を収めたいと考えていたため、自分でよければぜひチャレンジしたいと答えます。

 

それからの彼はそれまでの失敗を反省し、成功するには何が必要なのかだけを考え続けてきたと言います。

簡単に会社はつぶれるということを自ら体験したため、プライドを捨ててとにかく結果を出すことだけにこだわった結果、今のスタイルが確立されたと考えています。

 

 

 

 

グリフォンらしさを大切にしたい

 

 

山本氏は将来の展望などという大それたものはないそうですが、グリフォンらしさを大切に、会社を成長させていきたいと考えているそう。

 

たとえば、性別や年齢に関わらずその人の情熱や得意分野からプロジェクトを立ち上げ、そこでリーダーになってもらい、ゼロから仲間を集めチャレンジしてもらうなどです。

もちろん大変な苦労があるでしょうが、そうやってできたチームはきっと成功するに違いないと確信します。

 

そんなチームを今後もたくさん作り、増やしていくことでグリフォンはより一体感や活気のある組織として成長していくと考えます。

最終的にグリフォンのある渋谷から日本人ならだれでも知っているような唯一無二の会社に成長させていきたい・・と強く感じています。

過去の実績に甘んじることなく、社員を信頼し責任ある仕事を任せることで、将来的に若い才能をどんどん開花させていくことでしょう。

グリフォンのさらなる成長が楽しみでなりません。