お米の付加価値を上げたい!株式会社アサヅマ朝妻
2016.10.13 小売・卸株式会社アサヅマ代表取締役の朝妻氏はお米の付加価値を上げたいと考えており、今の時代に合った方法でお米のおいしさやすばらしさを伝えていきたいと考えています。
朝妻史江氏プロフィール
北海道に生まれ聖心女子専門学校卒業後1989年 議員会館に勤務
1996年株式会社アサヅマ代表取締役役に就任します。
株式会社アサヅマの特徴
電話一本でお米などを自宅まで届けてくれます。
電話で注文の際は商品知識の豊かなスタッフが対応してくれるため、分からないことや疑問などがあれば気軽に質問できると好評です。
また、札幌を中心にした指定エリアについては自社発送のため安心ですし、送料も無料なので気軽に注文できます。
自社精米を行っているので、玄米のままでも購入できますし、贈り物として全国から、全国へも発送できます。
アサヅマの強み
朝妻氏が代表取締役をつとめるアサヅマの強みとしては道内の10エリアを対象とし、無料で宅配を行っていることでしょう。
お客様の希望に応じてキッチンまで運んでくれるため、高齢者からの評判が非常にいいです。
また、それだけでなくお米をお届けする際のコミュニケーションを通してお客様と触れ合ったり、つながっていることを大切にする点もアサヅマの特徴と言っていいでしょう。
お米の宅配がメインではありますが、その他にトマトやアスパラガス、コーンなどの朝採り野菜を販売しています。
アサヅマの心遣いとして知られているのが新規の顧客様に対して手書きのお礼状を送ることです。
宅配を頼みたいけれど注文する量が少ないのでちょっと・・と躊躇する方が多いですが、気にせず注文していただきたいと彼女は言います。
朝妻氏の経営スタイル
朝妻氏は社長になってまだ数年と短いため、社長業を勉強している最中です。
彼女は3代目社長で彼女ならではの経営スタイルを追い求めています。
以前は食管法でお米屋さんは守られていましたが、現在では若い人の米離れが進んでいると言われています。
彼女は今の時代にぴったり合った方法でお米の大切さや素晴らしさ、おいしさなどを多くの人に伝えていきたいと考えています。
以前は人前に出るのが苦手だったそうですが、経営者になりさまざまな勉強会に参加していくうちに人のやさしさや厳しさ・・を勉強することができたと言います。
朝妻氏の今後の展望
彼女にはさまざまな今後の展望があると言います。
まず、お米の消費量を現在より上げたいというのが目標です。
お米の消費量が上がれば日本の農業を守ることができます。
そのためにも、新規顧客の開拓に努めたいと強く考えています。
また、お米の付加価値を高めることにも努めたいと考えており、品種や生産地などによる味の違いをお客様に楽しんでもらいたい、そのための商品開発を行っていこうと考えます。
さらに、年間を通じて季節ごとの旬の野菜をお客様に提供するための体制づくりも行いたいと語っています。