エジプト時代から伝わる曳家工事を継承する!株式会社江藤組江藤憲一

2017.1.16 その他

 

 

世の中の役に立ちたいという気持ちから江藤氏は家業を継ぐことを決めます。

彼が継承した江藤組が行う曳家工事はエジプト時代から伝わる工事で人力のみで工事を行っています。

 

 

 

 

江藤憲一氏プロフィール

 

 

大学卒業後マンション販売会社に就職し、その後退職。

家業である株式会社江藤組に入社し職人として仕事に携わった後、代表取締役社長に就任し現在にいたります。

 

 

 

 

古くから伝わる曳家工事を行う江藤組

 

 

株式会社江藤組の主な事業内容に曳家工事が挙げられます。

この工事は重量物や建物、橋、歴史的建造物、文化財などをそのままの形で移動、保存するための工事で、すでに5千年も前の古代エジプト時代から行われていたそうで、テコとコロの原理を利用した古くから伝わる技術です。

 

また、江藤組では沈下修正工事も行っています。

これは地盤沈下や地震、自然災害などにより土地が陥没したり沈下したりしたことで傾いてしまった建築物を水平に戻すための工事のことです。

傾いてしまった建築物を基礎ごと持ち上げ、元の正しい状態に修正するための工事のことです。

 

さらに、嵩上げ工事も行っています。

嵩上げ工事とは住宅などの1階部分を店舗や駐車場などにしたい場合、水害などの被害を防止するために嵩を上げて高くするもので、コンクリート基礎部分から土台を切り離し建物全体を高く上げていく工事のことです。

 

また、解体工事も請け負っており、これは建物を新築する場合などに建物を壊し取り除いて更地にする工事のことです。

一戸建てだけでなく、マンションやアパート、大型施設まで工事を請け負っています。

 

 

 

 

世の中の役に立ちたいという思いから家業を継承

 

 

彼は大学を出た後マンション販売の会社に就職。

5年ほど勤務した後、30歳を目の前に家業である江藤組を継ぐことを決めます。

当時の彼は何か世の中の役に立つ仕事をしたい、家業のよさを世の中に伝えたい・・という思いから、三代続いた実家の家業を継ごうと決意し江藤組に入社することに決めます。

 

江藤組が主に行っている曳家工事とは重量物や建物、橋などを移動させる工事です。

古代エジプト時代から伝わるテコとコロの原理を使った技術を使って工事を行っており、この古くから伝わる曳家技術を世の中に残したいという気持ちから、彼は江藤組に職人として入社後、10年間現場職人を経験します。

 

その後、現場での立ち会い業務や作業管理、工程管理などに携わった後、2011年に江藤組の代表取締役社長に就任し、現在にいたります。

 

常に彼はお客様にうそをつかず、きちんと仕事をし、悪いことはせず、真心をもってお客様の立場に立ち誠心誠意仕事をすることを心がけながら、日々精進し続けています。

 

 

 

機械を頼らず人力だけで取り組む江藤組

 

 

経営理念はどのお客様にも満足してもらえるよう、職人それぞれが高い技術力によって全身全霊で取り組むことです。
そんな株式会社江藤組の強みと言えば、機械に頼らず人の力のみで曳家工事や沈下修正工事などの工事をていねいで確実に誠実に作業できるという点です。
そのため、大切なお客様の住宅や店舗などの資産を傷付けずに大切に工事を行うことができます。