何か新しいものを創り出したい!アイ・ケイ・ケイ株式会社菊池旭貢

2016.12.2 サービス

理系出身だった菊池氏はIT企業で働くことにイメージが湧かずIKKに就職しインドネシア進出に着目し現在に至ります。
インドネシア進出までの経緯などをご紹介します。

菊池旭貢氏プロフィール

1977年佐賀県生まれ。
2000年アイ・ケイ・ケイ株式会社入社後、PK IKK INDONESIA代表取締役社長に就任し現在に至ります。

IKKに入社した理由

菊池氏は理系の大学を卒業しており、就職活動も土木や建築などといった理系枠で行っていたそう。
それが、内定をもらった会社を訪問した際、そこで働くイメージが全く湧かなかったため内定辞退をし就職活動を再度始めます。

学生時代飲食店でアルバイトをしていたため、いったん理系という概念を外し接客業で働いてみようと考えます。
その後であったのがこのIKKという会社だったのです。

実際には自分の出身の佐賀県の会社であるにもかかわらず、全くこの会社のことを知らなかったそう。
ただ、オープニングスタッフという言葉が募集要項にあり、それに魅力を感じて応募しました。
決められたレールに乗っていくより、新しく何かを創り出すことの方が自分にとってやりがいがあると感じたからです。

インドネシアに進出を果たすまでの経緯

海外進出に向け、IKK では2012年より海外スタッフを採用し始めました。
プロジェクトの責任者となったのは菊池氏で、選んだのはインドネシアだったのです。

インドネシアの人口は日本の2倍で2億6千万人で、平均年齢は28~29歳です。
経済的にはまだ発展の途中ですが、日本好きの人が多いです。

さらに、魅力的なのは結婚文化がすばらしいことだったそうです。
インドネシアには日本のように結婚式場というものがほとんどありません。
会場や衣装、料理、司会者など、すべて結婚式に必要なものは新郎新婦やその家族などが用意します。

挙式の大小にかかわらず必ず挙式を挙げる習慣があって、時間やお金を惜しみません。
ある挙式では千人以上もの招待客を集めたり、1千万円以上もの費用をかけたりもします。
つまり、インドネシアの人口の数だけ挙式のチャンスがあるという素晴らしいマーケットに着目したのです。

ただ、大変だったこともあります。
それは民族と宗教で、人口のほとんどはイスラム教徒で宗派は200以上も分かれており、民族衣装や豚肉を食べない、名句など戒律がそれぞれあり、周波により結婚式のスタイルも違っています。

そのことを知り、市場調査を徹底的に行いました。
インドネシアのスタッフとカップルを装いさまざまな結婚式に紛れ込み調査に2年もの月日をかけたそうです。

自分たちの目でしっかりと実際の現場を見てインドネシアの市場で勝つための戦略を立てることが必要だと考えたのです。
IKKを支える営業マインドはこういったことだと彼は考えています。
今後さらにさまざまな国々にIKKは進出していくことでしょう!