明確に意思決定できる経営者こそ成功する!ビジネスウォークスルー大前研一

2017.6.11 その他

ビジネスウォークスルーを開講した大前研一氏は日本の教育に疑問を感じています。
経営者にとって大切なのは論理的な思考力を持ち明確に意思決定できることだと考えています。

大前研一氏プロフィール

1943年に福岡県で生まれ早稲田大学を卒業後東京工業大学大学院で修士号を取得、マサチューセッツ工科大学大学院で博士号を取得し日立製作所に入社。
1972年にマッキンゼー&カンパニー入社後日本支社長を経て退職。
2005年ビジネスブレークスルー大学大学院を開講。

大前研一氏の考える日本の教育の問題点

ビジネスウォークスルーを開講した大前研一氏。
大前研一氏が考える日本の教育との問題点とはいったいどのようなものなのでしょうか?

海外における有名校は思考を重視していますが、日本では知識に重点を置いて教育しているように見えます。
それをなんとか変えたいと思ったのが学長である大前研一氏です。
かれがここを設立した理由はそれに尽きます。

BBT大学院の目的とは論理的な問題解決能力や思考を培うことです。
過去の成功事例を勉強するのではなく、現在起きている正解が分からない課題に取り組むことを目的としています。

それがたとえ大前研一氏と違う結論に至っても構わず、大切なのは自分自身の考えによって決断することだと考えています

それによって、日本のビジネスリーダーや経営者に不足している意思決定能力を培うことができると考えています。

オンラインでの学びができる大学院

この考え方に基づきカリキュラムが組まれていますが、それを支えているのがオンラインでの学びです。
彼はこれまで多くの経営者と会ってきましたが、成功する必要条件や共通点とはいったいどういったものなのでしょうか?

それは明確に意思決定できる人です。
意思決定する際に中途半端なことは言わず、支持するのも明確で漠然とした言葉を使わず細かく指示を出せるかどうかどうかです。
部下が出してきたものに対してどう意思決定できるのか・・です。

何かトラブルが起きた時にその解決策を社員に押し付ける経営者がいますが、子どもが何かトラブルを起こした時に親がその子どもに責任を取らせるなんてありえないですよね?
責任を取るのは親である父親、母親です。

つまり、社員を子どものように考え行動することこそが経営者にとって大切なのだと彼は考えています。

さらに、お客様に対しては自分の会社が提供する商品を通じて大切なお金を払ってくれる人という気持ちでいなければいけません。

人生の最後に自分の人生はよかったと言いたい

大前氏は人生最後になんと言いたいかということを考えています。

これまで自分のやりたいことはすべてやりつくしたので、人生の最後には自分の人生がよかった・・と言って死にたいと考えているそうです。
自分のやりたいことややるべきことは誰から頼まれなくてもやる・・たとえば、福島第一原発の原子炉を分析し、レポートを作成したこと・・などがその例です。

何かの委員会の中に入ったり、誰かと組んでプロジェクトをやるとなるとなんらかのしがらみがあり妥協が生まれます。
ですが、一人で行動すればしがらみのない立場で満足いく行動がとれます。
これまで納得できる人生を生きようとしてきた思いが自分の人生のかてになっているように感じています。

2016年度よりMBAコースが開講するこのBBT大学院。
東京での説明会だけでなく、全世界どこからでも参加できるオンライン説明会もあります。
MBA取得へのコストパフォーマンスはどの程度か、オンラインで人脈づくりは可能なのか、どの程度の勉強量を必要としているのか・・など、誰もが持つ入学までの疑問に対して回答を行っています。

このBBT大学院で受講し世界的な企業の経営者になる人が増えていくことを期待します!