時間概念にパラダイムシフトを起こす

2017.1.26 IT・WEB

人は感情の生き物だ。その感情を見える化して企業リスクを減らすと同時に働き手に取っても住みよい環境を実現する。

■プロフィール

上園元嗣
株式会社ブルベア 代表取締役CEO

2013年同志社大学卒業
同志社大学文学部英文学科に進学。
大学在学中、ドラッグストアチェーンで経営企画室業務に携わり、経営のノウハウを学ぶ。
大学卒業後はレバレジーズ株式会社へ就職し、退職後に独立。

人間は感情の生き物

人間は感情の生き物だ。

よって、理屈に合わない行動も起こすし、ときにそれは周囲にも影響を与える。
気持ちが乗らない日もあれば、体調が悪い日もある。しかし、会社の勤務時間はある程度決まっているので、どんなに気持ちが沈んだ日でも働かなくてはいけない。

もっとも、それは当たり前の考え方とも言える。いちいち、個人に合わせて行動していたら集団としての組織である企業は立ち行かなくなってくる。力を合わせて働くからこそ、人一人以上のパフォーマンスが発揮できる側面もあるからだ。

 

だが、それは常識だからとそこに何の解決策も求めないのでは、進歩もない上園氏はそんな難しい問題にある種の答えを出そうとしている。

“新たな時間概念を創出する”

上園氏は、ブルベアの事業を通して、同社社員や顧客、また利害関係者など、様々な人たちに新しい時間の考え方を提供していきたいとしている。

それは、ブルベアに関わる人たちに対して、今の時間にとらわれた生活ではなく、自由な時間を過ごせる力を身に着けるための支援をすることで実現するという。
日々の生活でもそうだが、人生にも様々な状況が発生する。
その個々の状況の中で、自分が時間を割きたいと思う項目はやはり違ってくる。

 

今の生活で自分が本当に望む時間を過ごせている方はそうそういないのではないでしょうか。

 

親なら小さい子供との時間を大切にしたいと考える人もいるだろう。友人関係を大切にしたいが、残業続きで思うように時間が合わせられない人もいる。
また、趣味に精を出したいが、やはりそれだけの時間を取ることができない人もいるはずだ。

 

しかし、現在の常識の中でしか、そのための時間を捻出することはできないし、もし、無理に自由な時間を作ろうとすれば、今度は給与のほうに影響が出てくる。ブルベアでは生活水準を下げずに、個人の余剰時間を生み出す方法を顧客に提供しているという

企業側にも

また、上園氏は企業側にもWEBサービスを用いて人間の精神的な部分のケアのサポートを提供している。
個人の抱える悩みは、企業の経営にも影響を及ぼす。
今の仕事に満足しているか、職場の環境をどう感じているのか、それら社員の心の問題をケアしていかなければ、最悪、訴訟問題にも発展するケースがある。

 

環境面だけでなく精神衛生面でも、社員の状態を把握して、可視化できるサービスで、社員が退職することによって損なわれる教育コストなどを削減できるという。

参考:

https://www.youtube.com/watch?v=bLSLdaU8EuM

https://www.seminarjyoho.com/company_show_5781.html

https://matome.naver.jp/odai/2143817077237930301/2143853804442462903