社長は会社で一番下であるべきプロディライト小南秀光

2017.10.22 その他

プロディライト小南秀光氏の社長はどうあるべきかという考え方は会社の中で最も下だということです。
数年後に上場を目指すこの会社の強みは営業支援システムを自社開発しそれを中核にしていることです。

小南秀光氏プロフィール

1973年に大阪府に生まれ、高校卒業後株式会社日立メディコに入社し、2008年プロディライトを設立後代表取締役に就任します。

プロディライトの成功の秘訣

コールセンター運営や携帯電話販売、営業支援システム提供の3つの事業を展開しているプロディライトですが、営業支援システムを自社開発しそれを中核することによって競争相手の多い分野でも成功を遂げています。

コールセンターの運営は通話内容をコールセンターで録音し、クラウドを経由して営業スタッフに届けるものです。

営業スタッフはスマホさえあればどこにいついたとしても録音済みの音声を聴くことが可能ですので、営業部門とコールセンターの連携がより近くなるメリットがあります。

また、コールセンターのない企業にはその代わりとなる代行サービスを組み合わせて提供しています。
営業スタッフが使う携帯電話の切り替えについても提案し、すべての事業を連動させ企業営業を総合的に支援していることこそが他の企業にないこの企業ならではの強みです。

顧客への営業支援への貢献を追い求めた結果

プロディライトが設立した当初はコールセンター向けの人材派遣事業を行っていたものの、翌年には大口のクライアントが倒産してしまい連鎖倒産を免れないほどの危機が訪れました。
この時、小南氏が考案したのがコールセンターの運営事業で、派遣スタッフを使わず自社で運営を行ったところ、クライアントから高評価を得られ飛躍するチャンスをつかみます。

小南の社長はどうあるべきかという考え方

プロディライトは逆ピラミッド型の組織を目指しており、組織の最も上が一般の従業員、次がマネージャー、その下に役員がおり、最も下にいるのが社長・・といった考え方があります。
つまり、現場で働いているスタッフが主役となり、社員が最も下にいて全従業員を支えている・・という構図です。

また、月1回のマネージャーとの面談において、どういったサポートが会社にとって必要なのかをヒアリングしています。

こういった理念にシンパシーを感じる人材を採用し続けたいと考えている小南氏ですが、今後東京へ進出する予定があり、福岡にも拠点を置くプランがあり、株式上場も数年後には実現させたいと考えています。

業績を伸ばしたい経営者に言いたいこと

小南氏が経営するプロディライトは電話に関する相談ごとならなんでも受け付けており、コールセンターも運営していてそこで業績を伸ばすのに最も有効的な電話の活用の仕方についての蓄積があります。

今後は技術力やそういったノウハウを存分に活かし、さまざまなニーズを形にできるよう努力を続けたいと考えています。
上場を目指すプロディライト。
今後の躍進を期待したいところですね。